ねこめとりの最高速度計測処理の中身

ねこめとりの最高速度計測について。

5回目のデバッグ版でなんとかそこそこの数値が出るようになったようです。

あの激しく乱れるテレメトリデータの中からホンモノを見つける処理の中身を記録しておきます。

 

  1. スピードトラップ前200mの区間で、全ての位置とタイムの情報を記録する
  2. 1.のデータのスピードトラップに一番近い場所を基点にし、一番遠い場所から順に全ての位置への時速を計測する(1-200、1-199、1-198と加速するはずの並びにする)
  3. 2.を基点を1個ずつずらしながら繰り返し、5系統の時速データを作る(基点が1,2,3,4,5とスピードトラップから離れていく)
  4. 3.の各系統の時速データについて加速度が正常な範囲にある連続データを抽出し、連続数が最も多いデータの最高速度を得る
  5. 4.で得られた5個の速度を平均し、スピードトラップの通過速度とする

 

2点間の移動距離÷経過時間だけで求められるはずの速度に、どうしてこんな複雑で面倒な処理が必要になってしまうのだろう。